2つ保険会社に分かれて、

1995年に全面改正された保険業法の定めに基づき、保険を取り扱う企業は生保を扱う生命保険会社か損保を扱う損害保険会社に2つに分かれることになった。2つとも内閣総理大臣からの免許(監督および規制は金融庁)を受けた者を除いて行えないということ。
北海道拓殖銀行が破綻した翌年の1998年6月、大蔵省の金融部局である銀行局や証券局等が所掌していた業務のうち、民間金融機関等の検査・監督に係るものを切り離して、総理府(当時)の外局として位置付けられたのちに金融庁となる金融監督庁を設置 することになったという。
たいていの株式公開済みの上場企業では、企業の運営の上で必要になることから、株式と社債も発行するのが普通。株式と社債の一番の違いは、株式と違って社債には返済義務があるということなのである。
平成10年12月に、当時の総理府の内部部局ではなく外局として国務大臣を組織のトップである委員長にすることとした新たな機関、金融再生委員会が設置され、金融監督庁(民間金融機関等の検査・監督を所管)は2001年の金融再生委員会廃止・中央省庁再編までの間、その管理下に3年弱置かれていたということを忘れてはいけない。
最近では日本の金融・資本市場における競争力を強化することを目的とした規制緩和のほか、金融制度のますますの質的向上が目的とされた取組や試み等を積極的に実施する等、市場環境や規制環境に関する整備がどんどん進められていることを知っておきたい。
小惑星探査機「はやぶさが話題になった2010年9月12日、日本振興銀行の経営が破綻せざるを得なくなった。こうした事態に、はじめてペイオフ預金保護)が発動して、約3%(全預金者に対する割合)とはいうものの数千人を超える預金者の預金が、初適用の対象になったと想像される。
2007年に誕生したゆうちょ銀行のサービスのほとんどは郵便貯金法(昭和22年-平成19年)での「郵便貯金」の定義は適用せず、民営化後適用された銀行法の規定に基づいた「預貯金」に準ずるサービスなのだ。
金融庁の管轄下にある日本証券業協会、ここでは協会員(国内にあるすべての証券会社および登録金融機関)の行う有価証券(株券や債券など)の取引(売買等)等を公正、そして円滑にし、金融商品取引業が健全な振興を図り、投資してくれた者の保護を目的としている協会です。
間違えやすいけれど、株式の詳細。債権ではなく出資証券(有価証券)であり、発行元には購入した株主への返済の義務は負わないと定められている。それと、株式は売却によって換金できる。
格付けによるランク付けの長所は、難しい財務に関する資料を理解することが無理でも格付けされた金融機関の経営の健全性が判別できる点にあるのだ。ランキング表を使えば2つ以上の金融機関を比較することまでできるのだ。
銀行を意味するバンク(bank)は実はイタリア語で机やベンチを意味するbancoに由来している。ヨーロッパ最古(おそらく世界最古)の銀行。その名は15世紀に当時のヨーロッパで台頭していたジェノヴァ共和国で設立したサン・ジョルジョ銀行であるという。
保険業法(改正1995年)の規定により、保険会社と呼ばれるものは生命保険会社または損害保険会社に分かれて、2つとも内閣総理大臣による免許(監督および規制は金融庁)を受けている会社でないと経営してはいけないのである。
きちんと知っておきたい用語。ロイズとは、イギリスにある世界中に名の知られた保険市場である。イギリス議会による制定法に定められた取り扱いで法人であるとされた、ブローカーとそのシンジケートを会員としている保険組合を指す場合もある。
昭和46年に設立された預金保険機構の支払うペイオフ解禁後の補償額は"決済用預金を除いて預金者1人当たり1である。ということ。日本国政府と日銀ならびに民間金融機関全体が大体3分の1ずつ
未来のためにもわが国内に本部のあるほとんどの金融グループは、国内だけではなく国際的な市場や取引など金融規制等が強化されることまでも見据えた上で、財務体質等の一段の強化、合併・統合等も組み入れた組織再編成などに精力的に取り組んでいます。